ウイーンのカフェ文化は長く、17世紀のオスマン帝国とオーストリアの戦いの中でトルコ軍が撤退する時に、大量のコーヒー豆を残していったのがきっかけだと言われています。

そこから数百年たった今でも、ゆっくりとコーヒーを味わう文化が受け継がれ、ウイーンのあちこちにゆっくりとコーヒーを楽しめるカフェがあります。






もちろんラントマンやアイーダなど、有名なカフェでくつろぐのも観光のいい思い出になりますし、ガイドブックに載っていないカフェでも意外と長い歴史を持つものもたくさんあります。

例えば創業1875年開始のカフェ ディグラス(Café Diglas)。モーツアルトハウスの裏に位置するこのカフェも、ウイーンの人たちがショッピングの合間や仕事の打ち合わせなどに使う典型的なウイーンの「カフェ」です。

出されるコーヒーもちゃんとポットに入っていて、小さなグラスに水が入っているのもウイーンのコーヒーセットのお決まりですね。アプフェル・シュトゥルーデルも甘くなくて日本人の味覚にぴったりです。






こういうカフェはお客様にコーヒーとともにゆっくりとした時間を過ごしてもらうのが目的なので、給仕の人たちの気配りもとても素晴らしいです。基本的に愛想がよく、しっかりと客の要望を聞いてくれる人たちばかりです。

ウイーンでのショッピングの合間や観光の休憩、あるいは朝食や昼食目的にと、いろいろ使えますので、ぜひ一度はカフェに入ってみてくださいね!


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