フロリダ州(Florida)のオーランド(Orlando)で生活していた時に、車の免許を持っていないのと、バスを待つ時間がなかったり、急いで行く必要がある時などはタクシーを利用していました。
アメリカでは、日本のように道路を走っているタクシーを手を挙げて呼ぶような習慣はあまりなく、ショッピングモールやスーパー、観光地などのパーキングエリアに停まっているタクシーを拾ったり、必要であれば、タクシー会社に電話をして今いる住所を伝え、その場所に迎えに来てくださるようなものが当たり前でした。
日本のサービスと比べると今までアメリカで利用したタクシー会社のコールセンターの対応は良いとは言えません。
かなり失礼なサービスも受けたことも沢山ありました。
そのサービスは、タクシーの運転手にも言えることで、運転手によってはボッタくりなども多く発生します。
できるだけ騙されないように、タクシーに乗り込む前やコールセンターの人に目的地までどの程度の料金がかかるか事前に聞いていました。
アメリカで生活していた際に友人宅までほとんど毎日のように職場からタクシーを利用していましたが、その料金は平均して7ドル(770円)程度でしたし、ほとんどの場合はその辺に関しては問題なく移動できていました。
しかし、ある日、いつもは大丈夫だからと安心して行先を伝えたのですが、運転手は観光客だと思ったのか別ルートのかなり遠回りで目的地まで移動しました。
途中で、この道じゃないとも何度もお伝えしましたが、この道でいいと言われ、目的地に着いた頃には2倍の14ドル(1540円)を支払えと言うのです。
女性一人で乗車したので、あまり口論になると危ないかもしれないと思いましたが、毎日タクシーを利用していることや平均して7ドル程度しかかかっていないのでおかしいし、わかっていて回り道をしてより高い料金の支払いを強要することはプロフェッショナルではないと伝えました。
運転手は「じゃあ、10ドル(1100円)でいい。」と言いましたので、10ドルだけ支払い、チップは支払わずに下車しました。
皆さんも、海外に行かれるとこのようなことが多々起きると思います。
中には良いサービスのタクシーもあるかもしれませんが、悪いサービスのタクシーにはお気を付けください。
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