メキシコ料理のお店に行くと最初に得体のしれない揚げ物のようなものが出てきます。
食べてみるとさくさくとしたスナック感覚で食べることができるもので、サルサを付けたり、チーズをのせたりして楽しむ人が多いです。
ビールやテキーラなどのおつまみとして最適な食べ物ですが、これは「チチャロン」と言います。

 干した豚の皮を油で揚げたもので、揚げていく過程で膨らみが生まれてきます。
メキシコ料理では定番の食べ物であり、そのまま食べてもよいですし、メキシコ伝統のスープ(ソパ・デ・アステカ)には、このチチャロンを細かく刻んで入れることもあります。
もちろん、少し煮込んでタコスの具にすることもあります。
豚肉なのでやや臭いに癖があり、お店によっては揚げた油によって胃もたれを起こしてしまうようなこともあります。
市場では巨大なチチャロンが販売されているので、自分の好きな大きさに切ってもらいましょう。
100gでも軽いものなので相当な量があり、注文量には注意が必要です。


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