中国のお正月である「春節(チュン・ジエ)」の前に、家を借りている人の多くが引越しを始めます。理由は2つ。ひとつは、地下鉄が通ることにより、家賃の高騰が激しいのでより安い場所に移りたいと考えること。もう一つは、新しい年を新しい家で迎えたいという考えからのようです。それで、「春節」前になると、いろいろな家で引越しが始まります。「春節」前に家探しをする人が多くいる中、家探しの方法も2通りあります。

一つ目は、「地産(ティー・チャン)」と呼ばれる一般の不動産会社にあたることです。この場合、比較的キレイでよりどりみどりの物件から家を探すことができるメリットがありますが、手数料として1ヵ月分の家賃がとられます。






二つ目は、お目当ての団地の前にいる「仲介(ジョン・ジエ)」を通すことです。この場合、写真のように物件となっている家の情報が書かれている看板の前に「仲介」が座っているので、その人に好みを言うと家をみせてもらえます。

仲介料は家賃の60%から80%と、不動産に比べて安い値段で借りることができます。ただ、この方法で家を探すとなると、中国語を話せる人、もしくは現地に友達がいる人に限ってしまうというデメリットもあります。

成都はほかの都市に比べると、まだまだ物価や家賃が安いので、比較的住みやすい場所だと言われています。もし移住を考えている人であれば、この方法で好みの家を見つけてくださいね。


Copyright(C) wowneta.jp