冬の成都の日の出は朝8:00です。この時間から周りがぼんやりと明るくなってきて、すべての活動が始まりだします。それと同時に、中国人の朝ごはんである「肉まん屋」に長い列ができます。
人気の「肉まん屋」になると、生産が追い付かないので、30分から40分並ぶのも日常的で、その時間を見越して出勤時間を計算する必要があります。といっても朝6:00のまだ暗い内から開店しているので、朝焼けのぼんわりした道を歩き、「肉まん屋」で並び、購入する時は明るくなりつつある…といった生活を送っている人が多くいます。
今回、朝8:00の日の出とともに、気になっていた「肉まん屋」さんに行ってみました。一人10個から20個買う人も珍しくないので、案の定30分以上待たされることに。厨房ではせっせと肉まんを包んでいるのですが、生産が追いつきません。肉まんの生地を広げる人、それを慣れた手つきで包んでいく人と別れて、手際よく肉まんを作っていきます。
成都の定番になる中の具は「シイタケ豚肉味」「ネギ豚肉味」「にら豚肉味」「牛肉味」「竹の子豚肉味」。この中から自分好みの肉まんを購入できます。全部一律一個2元(35日本円)。味は行列ができるのが納得できる美味しさです。
美味しすぎて、一人2、3個は楽勝でいただけちゃいます。アツアツ出来立てをほおばると、朝の活力がもらえますよ。
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