1月20日の日曜日は、吹雪でした。前の晩から雪が降り出し、風もとても強くて窓から外を見ただけで、なかなかの吹雪だなという印象だったのですが、玄関を開けてビックリしました。強い風で雪が集められて、玄関前に雪の吹き溜まりができていました。しかもなんだかトゲトゲしていて、まるで「アナと雪の女王」のアニメの中で、エルサが怒った時にできた氷のような形をしていると思いませんか?
ところで、ケベックの冬はとても寒く、マイナス20度や30度を下回ることも珍しくないのですが、あまり寒いと、雪は降らないんです。雪が降るのはマイナス10度前後のことが多いので、つまり、雪が降る日は暖かい日なんです。
ところが今回の吹雪は、気温もとても低く、風が強かったので体感温度はマイナス20度を悠に下回っていました。こんなに気温の低い吹雪は珍しいそうで、1920年以来の吹雪だとニュースになりました。
風速は50キロ毎時の強い風が吹き、ケベック市では25センチの積雪、もう少し北のほうでは60センチ以上積もったそうです。
気温が低い時に降る雪は粒が細かく、水分をあまり含まない軽い雪です。なので風で飛ばされやすく、強い風が吹くと舞い上がって真っ白になってしまうので、視界がとても悪くなります。この天候のせいで多くの幹線道路や高速道路が閉鎖となり、家で静かに過ごす週末でした。
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