マルタ島の北東の約2キロほどに位置するゴゾ島は、マルタ共和国を形成する離島。
多く自然が残る緑豊かな島で栽培され昔ながらの手法で収穫されるブドウやオリーブ、はちみつは「GOZO」のご当地ブランドとして、マルタの特産物としてお土産物に人気があり、みどころ満点の観光名所も多く大変人気の島です。
マルタの人々にとってゴゾ島は昔ながらのマルタを感じられる田舎町のような存在です。
そんなゴゾ島へのアクセス方法を今回ご紹介しましょう。
マルタ島とゴゾ島を結ぶ公共機関の定期船「ゴゾ フェリー」が最もポピュラーでマルタ、ゴゾ両島の住民にとっては生活の足となっています。
運賃は往復料金で、支払いはゴゾ島のチケット売り場でのみ販売しています。
したがって、マルタ島からゴゾ島へ往復する場合は行きはチケットを持たずにそのままフェリーへ乗り込み、帰りにゴゾ島のチケット売り場で往復分の料金を支払いフェリーに乗り込みます。
ゴゾフェリーは時期により便数は変わりますが1時間に2往復程度の頻度で出航しています。
運行時間はフェリーは片道30分程度ですが、カーフェリーのため乗船開始から出航まで少し待ち時間が長い事が一般的。夕方はフェリーに乗り込む車で大渋滞となる場合があり、出航時間が大幅に遅れてしまうこともあります。
フェリーの中はコンビニやパステッツエリア兼用のカフェが充実。お値段も街中とほとんど変わりません。
フェリーの中では食事をとったり看板からの景色を眺めたりと飽きることはないでしょう。
「ゴゾフェリー」
マルタ島側乗り場:チルケワ港
ゴゾ島側乗り場:イムジャール港
乗船料金:往復 4.65ユーロ
※マルタの主要都市(サン・ジュリアン、スリエマ)からチルケワまでバスで1時間以上はかかりますので、バス移動時間も予定の中に組み込むことをお忘れなく。
公共機関である「ゴゾ フェリー」以外では、マルタ島スリエマフェリー乗り場周辺から観光ツアー船が数社運行しています。
こちらはツアー料金のため価格は少々高めで、交通手段というよりはクルージングツアーといった感じです。ツアーのため行きも帰りも集合時間が決められています。
一般的にはゴゾ島やコミノ島の沿岸にあるブルーンラグーンを周遊できるコースとなっています。
ツアー会社によってはコミノ島とセットで周遊できるツアーもありますので、時間が無い場合の観光時にはこういったツアーも検討してみるのも一つの手段です。
マルタ島側乗り場:スリエマ港
ゴゾ島が乗り場:イムジャール港
ツアー料金:価格はゴゾ島のみで15ユーロから。会社によっても値段が変わり価格交渉も可能です。
前日までの予約がお勧めです。
船を降りれば自然と景色が美しいゴゾ島へ到着です。
次回はゴゾ島の魅力についてご紹介いたします。
Copyright(C) wowneta.jp