いよいよ2015年も残すところ1ヶ月をきりました。
韓国の冬と言えば、なんと言っても「キムジャン」シーズン!11月に入ると、ソウル市内のいたる道路で、溢れんばかりに白菜や大根を積んだ軽トラや、スーパーでキムチ用の野菜が山積みになって売られている様子を見ることができます。
キムチと言えば韓国の食卓には欠かせない食品の1つ。そこで今回は、前編、後編に分けて「キムチの国」韓国ならではの他の国ではちょっと見られないキムチにまつわる面白いアレコレをお届けします。
■子供用のプールに見えますが…
日本でも売られているアルミパックのキムチですが、実は韓国では、一般家庭の食卓にあがることは、まずありません。韓国でアルミ入りのキムチは、レジャーに出かけた先や一部の一人暮らし、はたまたお店など営業用に使われるのみです。一般家庭の食卓に上がるキムチは、いまだに各家庭で毎年、直接漬けたものが一般的です。
1度に少なくとも70-80株は漬けると言うキムチ。そんな大量の白菜は、漬ける場所にも困りそうです。そんな中、今年、様々なメディアで紹介されているキムジャン用アイテムがあります。子供用プールさながらのこちらのキムジャンアイテム、折りたたみ可能な室内用キムジャンマット。お値段は3万ウォン前後で、1度に70株の白菜が入るのだとか。
寒い中、外にビニールシートを敷いてキムチを漬ける風景も街のあちこちで見かける韓国。果たしてこのキムジャンマットがヒット商品になるのか、注目です。
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