韓国の冬と言えば、はずせない「キムジャン」!キムチを漬けることが、どれくらい「国民的イベント」なのかを教えてくれるエピソードを今回はご紹介いたします。

なんと韓国では、毎年、気象庁で「キムチを漬けるのにぴったりな時期」予想を発表してくれるのです!日本では(韓国でも)「桜開花予想」などはありますが、「キムチをつけるのに良い時期」予想日を官庁で予想し、発表するのは世界でも韓国なのだけでは?こちらの予想図は、発表と共に一斉に各ニュースなどでも放送されます。

では何故、このような予想をする必要があるのか?それは、キムチが熟成するのに気温が大きく関わってくるからなのだそうです。韓国では、この時期に白菜キムチを1年分一気に漬けるため、キムチの味は、1年の食卓の味を左右する大切なイベントであるため、熟成のスピードにもとっても気を使うのだそうです。

ちなみにキムチを漬けるのに一番適している気温は、1日の平均最高気温4度以下、最低気温0度以下が続くタイミングなのだそう。これ以上、気温が高い場合は、熟成のスピードが速すぎ、これ以下だと、白菜や大根が凍ってしまい本来の味が出なくなってしまうそうです。キムチ作りも奥が深いですね。


Copyright(C) wowneta.jp