日本と違い、国民健康保険のないアメリカで病院にかかるのは、本当に大変です。
まず、自分の持っている保険がどんな種類の保険でどんな病院に行くことかできるのか。直接専門医には行けるのか、それともファミリードクターを介してからでないといけないのか、熱で頭が痛いのか保険のことを考えて頭が痛いのか分からなくなることすらあります。
しかも、土日祝日になると、かかりつけ医のオフィスはお休みのため、急な場合は、アージェント・ケアもしくは、ERのお世話になるしかありません。どちらも、後々の請求を考えると、ちょっとしたことでは行きにくいことこの上ありません。




そんな時の心強い味方が、全米チェーン薬局CVSに設置されてある『ミニッツ・クリニック』。ここは、予約のいらないいわゆるWalk-inスタイルで、受け付けも、コンピューターのタッチスクリーンを使った完全セルフサービス。その後、専門の資格を持った医療関係者が診察にあたってくれます。必要な場合は、接種や処方箋なども出してくれるので、その後、CVSのカウンターでお薬をもらって帰る、ということも可能です。




料金も、平日や土日祝日・時間に関係なく、診察料は$79-$99。深刻な病状の場合は、ERが原則ですが、口唇ヘルペスが出ただとか、流行り目にかかった、などといった自分自身で判断できそうな軽い症状の場合、すぐに診断・処方が受けることができます。
全店舗に併設されているわけではないので、自宅近くのミニッツクリニックを把握しておくと、急な時にお役に立つかもしれません。


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