国や地域が変われば何もかもが変わります。そう、子供たちの宿題もその1つでしょう。
アメリカは満5歳から義務教育がスタートします(16歳まで(高校は4年間ありますがその途中まで)。日本で言う早生まれの子は1年待って同じスタートラインを待つ子もいますし、飛び級する子ももちろんいますが、基本は5歳からです。
そんな5歳であっても、アメリカだなと思わされる宿題があります。1月の第3月曜日はキング牧師の日なのですが、彼はご存知、黒人で、皮膚の色に関係ない平等な世界をアメリカにもたらせようとしました。しかし、これ以前に差別撤廃活動をした黒人もいれば、キング牧師の声明に合わせて動いた黒人もいて、1月、もしくは2月は「黒人月間」としている学校が多いです。
そのため、平等を訴えた歴史的な黒人についてまとめるなど、こういった宿題を求めてきます。そして、こうやって色画用紙などを使い、後日学校でプレゼンする、自己主張(このプレゼンが意見をいう練習になるため)大好き、移民国家らしい宿題だなと、日本人には思わざるを得ません。
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