日本のスーパーにはおそらくないアメリカのシステムをご紹介しましょう。
この野菜たちを置いている冷蔵庫の上の部分を見ていただくと、銀色の金具に突起物がついているのがわかりますか。この金具の突起物から、スプリンクラーのように細かい水がサーっと出てきます。
その理由はというと、そのまま冷蔵庫に野菜を置いておけば、日本のように袋に入っていませんから、乾燥してしまいます。つまり、野菜の鮮度と質を保つための策なのです。
定期的にここから水が出てくるのですが、野菜を選んでいる時に水が出てくると、ただでさえ店内は寒いのに、夏場であってもこの水にかかって「寒い!」と、思わず叫んでしまうこともあります。
また、通常はこの固定タイプのものなのですが、スーパーによっては、たまにこれと同時にホースタイプのものも設置されており、お客さん自ら水をかけることもできます。
水が無駄になる気もしますが(カリフォルニアは水をリサイクルして道路の植物に欠けたりするのですが)、プラスチックごみが世界で問題となっている今、野菜を袋に詰めないこの策は良いのかもしれません。
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