炭酸大国...なのだろうか【アメリカ】

かつてオリンピックが開かれたジョージア州のアトランタ、ここは、コーラの街としても有名です。コーラといえば、レシピは公開されておらず、世界で生産されている炭酸飲料であり、日本でも昔からある飲み物ですよね。

そのコーラをはじめとした炭酸飲料は、今アメリカで需要がどんどん減っているのです。コーラの消費量ナンバー1はだいぶ前からメキシコですし、メキシコではコーラにスペイン語でカーニャ(さとうきび)が使われていることから、アメリカのコーラよりも甘みが強いです。ついでに、メキシコシティやメキシコ州ともなれば、高度も富士山の6～7合目レベルなので、炭酸も薄いです。

そんな炭酸大国と思われているアメリカ、今はこの消費量が減少の一途をたどり、コーラに然り、様々な炭酸飲料を販売するメーカーは値下げを敢行していますが、ヘルシー志向になったアメリカでは受け入れられなくなっています。特に、オリジナル(コーラで言うなら赤のもの)は1番売れておらず、ダイエット系のこういう炭酸飲料がアメリカでは主流です。