日本では桜が咲く春の季節ですが、中国では桜の花はホワイト一色で、ほんのりピンクがかった桜をほとんど見ることができません。中国では桜の花が咲くのは、「随分暖かくなってから」ときまっていて、春後半に咲き始めます。
また、春の季節に合わせてたくさんの花が咲き始めます。ポピーやチューリップ、芝桜など日本でも見かける花がたくさん次々に咲き始めますが、日本と違ったところは、それらを植物園以外でも無料で見ることができるところです。また、その規模が大々的で、広範囲で見ることができます。
今年2019年で一番早く咲いたのはポピーでした。一面ポピーが咲き乱れた場所は、色とりどりのポピーの花畑になっていて、子供連れの家族も、家族全員で訪れてきます。また退職後の老夫婦の散歩コースになっていたりして、仲好さそうに歩く姿を見ることもできます。
日本の花見もにぎやかですが、中国の花見との違いは、中国人はお弁当を持ってくることがないことです。座って花を見るとしても、写真を撮ったりするだけです。中国式の花見は、お弁当を食べて、みんなでワイワイというものがないので、ちょっとさみしい気持ちになることもあります。
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