春の訪れ～養蜂家がやって来る【中国・四川省】

春になったと感じることの一つに、養蜂家たちがトラックでやってきて、あたり一面にミツバチの巣を広げることです。菜の花畑、蓮華畑など、それぞれの自分達の畑にミツバチの巣を置いて、その周りに彼らのテントが立ち並びます。この光景を見ると、「今年も春がやってきた」と実感するのです。

今年2019年は、気温が暖かくなるのが早く、いち早く多くの養蜂家が連なってやってきました。そしてせっせと集めた蜂蜜は、昨年よりも美味しい上等の蜂蜜でしたし、昨年よりも低価格で手に入れることができました。

現地で蜂蜜を購入すると、砂糖などの混ぜ物が一切入っていない、純粋な蜂蜜100%をいただくことができますし、日本よりも半値くらいの価格で手に入れることが可能です。大量に買っておいて、日本に帰国するときのお土産などにも重宝しています。

一時的にやって来る養蜂家たちは、花の移動に合わせて点々とテントの位置を変えていくので、好みの蜂蜜を見つけたらすぐに手に入れるのがコツです。