中国の端午の節句は6月7日です。その日は家族で時間を過ごすために会社は休みになりますし、端午の節句の前後に有給をとって実家に帰省する人も少なくありません。基本に7日に金曜日から9日の日曜日まで、多くの人が家族単位で時間を過ごすことを重視します。
端午の節句に合わせて、中国でもチマキが売られています。中国人の大好きな牛肉や豚の角煮などが入ったものが多く、デパートやスーパー、そして路上でもいろいろなメーカーがこぞってチマキ売りをしています。
家族の人数によって購入するチマキの数も違ってきます。もち米でつくられたチマキはお腹持ちもいいですし、おにぎりの形にしてあり電子レンジで温めて簡単に食べることができるという理由から、余分に購入する家庭も増えているとか。そのためか、レジに並ぶと30個40個など購入している人が多く、いつになくレジの並ぶ時間が長い気がしてなりません。
チマキは日本人好みの味もあり、中華系の味が苦手な人も餅米に栗が入った塩味のチマキや、あんこ入りの甘いチマキは好きになれると思います。端午の節句の時期に中国を訪れる機会があれば、いろいろな味のチマキを是非食べてほしいです。
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