イギリスの電話ボックスといえば、1924年にイギリスの建築家であるジャイルズ・ギルバート・スコット(Sir Giles Gilbert Scott)氏によってデザインされました。
赤いデザインがおしゃれで可愛いと人気ですよね。実際に、多くの旅行者たちがこの赤い電話ボックスと一緒に記念写真を撮っている姿をよく見かけます。
そんなイギリスの赤い電話ボックスですが、携帯電話の普及に伴って実際に公衆電話として利用される機会はかなり減っています。そのため、日本と同様に撤去されていく電話ボックスも多いのが実情です。
ところが、なかには撤去するのではなくもっと有意義な使い方で電話ボックスを残す方法を採用しているところもあります。それは、要らなくなった本を持っていき、誰かが不要になって置いていった本と交換する「BOOK SWAP」という新たな試みです。
自分の要らなくなった本1冊さえあれば、そこから新たな本へと交換できる図書館のような場所であり、見た目の可愛らしさ同様、心が和むボックスになっているのです。
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