ネパールの主食はお米ですが、米以外にも、トウモロコシや小麦、ヒエ、蕎麦などの穀物が栽培されています。
特に標高2000m以上で稲作が難しいエリアでは、蕎麦は貴重な穀物。
ネパールでは、蕎麦は挽いて粉にし、お湯で練ってデロと呼ばれる蕎麦がきのようなものにしてカレーと一緒に食べます。
それ以外には、水で溶いてパンケーキのように焼いたり、水で練ったものを油で揚げて蕎麦スナックとして食べたりします。
日本のようにヌードルとして食べる習慣はネパールにはありません。
でも、カトマンズには、ネパール産の蕎麦粉を使った日本のお蕎麦を提供するレストランがあります。
それが、カトマンズのバネショールにある「ヒマラヤ蕎麦処」です。
ここでは、日本の長野県の蕎麦屋で修行したというネパール人職人の打つお蕎麦が食べられます。
メニューは、かけ蕎麦、キツネ蕎麦、天ぷら蕎麦などありますが、おすすめはズバリざる蕎麦。
在住日本人にも、観光客にも大好評のメニューです。
ネパールでしか食べられない、ネパールの蕎麦粉で作ったヒマヤラ蕎麦を、カトマンズに行ったらぜひご賞味あれ!
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