今年の成都は大雨と猛暑続きで天候が狂っています。雨が上がったかと思うと、一気に太陽が照りつけ、38度超えになることも。太陽の日差しも強く、雨上がりの昼間の公園は、子供たちの姿がまったくない状態です。

多くの人が体の調子がおかしいと言い始め、病院は大混雑に…。そんな様子を聴いて、私たちを気遣った地元の友人が、「夏バテ防止の食事をしよう!」と誘ってくれました。

いただいた料理は「アヒルの肉」。お肉の身と骨がお箸で簡単にはずれ、ホロホロに煮詰められたお肉は、口の中でゆっくりととろけていきます。初めてアヒルを口にしましたが、アヒルと言われなければもっと食欲がわいたかもしれないほどの、日本人の口にあう料理。付け合せのジャガイモは必須なのですが、あとは好みの野菜と煮込む料理です。

夏バテしそうな時に効果があるといわれているこの料理ですが、成都では特別なお客様を迎える時に食べることもあるそうです。もし成都に足を向けることがあれば、一度は口にしてほしい、日本人にピッタリの料理をご紹介しました。


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