イギリスでは、お誕生日やクリスマス、バレンタインデー、母の日、父の日など、すべてのイベント事に欠かせないものとして、必ず「カード」が挙げられます!
カードを専門に販売しているお店の数もかなり多く、様々な種類のカードが豊富に揃っています。
そのため、とにかく毎年カードを受け取る、渡す機会がかなり多いのですが、カードのなかに綴られているメッセージを読むたびに、オリジナリティのなさに驚かされるのです。
お誕生日であれば、「ハッピーバースデー!すてきな日を。たくさんの愛を込めて」などが一般的で、誰にでも共通していえる、当たり障りのないメッセージのみ綴られています。
日本では、手紙を贈る機会はなかなかないものの、いざ手紙を書こうと思ったときには、贈る相手だけに向けたオリジナリティあふれるメッセージを書きますよね。
そのため、毎回カードを開くたびに、毎年、誰からも同じようなメッセージが書かれたカードを受け取っていることに寂しい気持ちになってしまいます。
せっかくカードを贈るのだから、もっと個別のメッセージを…と思うのですが、これもイギリスのカード文化の1つなのだと受け止め、今年も去年のものとデザインだけが異なるカードを受け取るのです。
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