セーヌ川に浮かぶシテ島の広場には、ノートルダム大聖堂がそびえ立っています。フランス中世ゴシック建築の塔の高さは69メートル、正面には3つの扉口があります。
正面左から右に、北扉口(聖母マリア)、中央扉口(最後の審判)、南扉口(聖女アンナ)になっており、大聖堂のばら窓やステンドグラス、彫刻など素晴らしい芸術作品を堪能することができます。
大聖堂は司教シュリーの命により建設が着工され1330年に竣工しましたが、フランス革命時に多大な被害を受け、修復が行われました。
ノートルダム大聖堂はフランスの文豪ヴィクトル・ユゴーの『ノートルダム・ド・パリ』の舞台になり、映画『レ・ミゼラブル』のロケ地としても使用されました。
ノートルダム大聖堂裏手に流れるセーヌ川に身を投ずるジャヴェール扮するラッセル・クロウは記憶に新しいです。また、シテ島にはノートルダム大聖堂のほか最高裁判所や警視庁など重要機関が集結しています。大聖堂を見学した後は、セーヌ川を運行する遊覧船ツアーに参加するのもおすすめです。
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