シンガポールで働くというとよいイメージがあるかもしれませんが、その分だけ非常に審査が厳しいのがこの国の特徴でもあります。

 働く人が取得するビザを取得するだけでも収入が学歴など多様な審査に通過しないと就労ビザが降りないのですが、家族に対するビザの要件も厳しいです。
直近では2015年に配偶者ビザの取得に関する改定があり、就労者本人が就労ビザを取得している場合、給与月額の最低ラインが5,000シンガポールドル(408,000円)になりました。
つまり就労をする人の収入がこの金額を下回ってしまうと配偶者と同行する子供に対するビザが降りない状態です。

 日本を出発する段階で、どの程度の収入があるのかを証明する必要があり、シンガポールに到着してからも収入証明を提出しなければいけないケースもあります。
特にシンガポールに来てから仕事を探すという場合には、家族と一緒に赴任をしても滞在ビザが切れるまでに収入証明を出さなければいけないのでとても大変です。
ビザ要件を自分がしっかりと満たせるかどうか確認してから家族を呼び寄せるのが得策です。


Copyright(C) wowneta.jp