スペインはアフリカ大陸が近いのでアフリカ諸国から多くの住民が流入しています。正規の滞在者と不法滞在者も含めて、アフリカ人の多くが観光地で偽ブランド商品を路上で、また海辺でも商品を持ち歩いて販売して生活しています。
彼らの背後にはアフリカンマフィアのような大きな組織があり、生産から販売まですべてを仕切っています。
最近はスペイン大都市ではずいぶん規制が厳しくなって、多くは姿を消しましたけれど、南部の海岸リゾート都市ではまだ多くのアフリカンが偽ブランド商品を売っています。
扱っている商品はBAG・時計・スポーツシューズ・サングラスなどですが、自分で持ち歩いて売る以外は路上に4角に紐がついた風呂敷上に商品を並べて、警察パトロールが来ると紐を一気に引っ張って、ひとまとめにして逃げていく光景が見られます。
需要と供給のバランスで観光地ではたとえ偽物とわかっていても買う人は結構います。買う人がいるからそういう商売も成り立っているのが現状です。
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