日本と中国では遊びに少し違いがあります。
日本では子供の遊びである「凧揚げ」や「コマ回し」は中国では大人の遊びです。しかも「凧揚げ」や「コマ回し」は、ある程度の技術がある人が周りと競ってやることが多く、大人がムキになってやっている姿を子供が周りで見ていることが少なくありません。
特にコマ回しは老人たちの遊びにもなっています。日本の「コマ回し」と違うのは、鉄性のコマと鞭を使うところです。公園などで鉄製のコマをギュンギュンと音をならしながら回すために、鞭を命いっぱい打ちます。「パシン!パシン!」と鞭の音を鳴らしながら、どのくらいの時間コマを回すことができるのか競っているのです。
子供や女性の力では、中国製のコマはなかなか回すことができません。コマ回しにはコツが必要で至難の業です。そして男の人の力だからこそコマは勢いよく回るのです。一年を通して、朝早くや夕方の時間に男の人が練習している姿をよく目にします。練習の後に出勤という人もいるくらいです。
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