■田舎で取れる大きなソムオー
タイのバンコクは3つの季節に分かれています。暑季、涼季、雨季の3つがあり、10月から12月は涼しい風が吹く涼季ではとても過ごしやすく、日本でいう春の終わりから初夏にかけての季節を満喫する気分です。

涼季から雨季にかけて美味しい果物が収穫できます。その中でもタイの蜜柑「ソムオー」は果実が西瓜みたいに大きく直径約20センチから40センチほど、重さは500グラムから1.2キログラムあります。果汁は蜜柑みたいに酸っぱみがありますが水分がとても多く、甘みはありません。

市場では1つ50バーツ(170円ぐらい)で売られてたり、皮を剥いた果実だけで売られていたりもします。
果実の方ですが、外側が硬い皮で覆われており、中は蜜柑の細長い線状の粒を大きくした物がたくさん詰まっています。この粒に果汁がたくさん含まれているんですのでとても美味しいですよ。




■美味しいソムオーの収穫方法
タイ最大のメコン川に隣接しているソムソンガーン村ではソムオーのなる木がたくさんあり、そこで収穫の手伝いをさせてもらった事があります。美味しいソムオー実が重いんです。重さは大きい小さい関係なく、持ってみないと分かりません。

収穫後に思ったよりも軽いなぁと感じたら、1週間ほど置いておくと実が熟します。皮は緑から黄緑色に変色したあたりが食べ頃で、黄色くなると腐ってきますので、木から落ちてきます。

東南アジアでよく見かける大きな蜜柑「ソムオー」の収穫期は10月から1月にかけてで旬の季節になると1つ当たり35バーツと安く売られます。果実は酸っぱいですが、レモンみたいな酸っぱさではなく水分の多い控えめな程よい味です。ビタミンCも豊富で肌にもよく一度食べたら病みつきになってしまう果物ですよ。




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