個人的に、テニス観戦がとても好きなこともあり、イギリスに来たら一度はウィンブルドンでテニスを観たい!と思っていました。ところが、正規の値段で購入できるチケット購入の抽選期間も過ぎており、オンラインのチケットは20万〜50万するものがほとんどでした。

しかし、ウィンブルドンは、お金がなくても気合いがあれば誰にでも観戦するチャンスがある、平等で公平な素晴らしい大会です。そこで、今回は、気合いで観戦する方法をお伝えしたいと思います。






チケットは先着順で、ウィンブルドン・パークに前日から並ぶと購入できます。前日の朝8時から並べます。

前日の早朝からすでにテントがずらり。これは次の日の試合をみるために並んでいる人たちです。

7月と言えども、夜は風も強く気温は10度以下まで下がることもあります。寒空の下とにかく朝を待ちます。






ウィンブルドン・パークについてすぐに、引き換えチケットを渡されます。朝4時に着いたにもかかわらず、引き換えチケットのナンバーは1700番台でした。お目当ての錦織選手はナンバーワンコートで試合でしたが、ナンバーワンコートのチケットを購入するためには少なくとも1500番台までに入らないとかなり厳しくなります。

センターコートではトップ選手が、ナンバーワンコートではその次のクラスの選手たちが、ナンバーツーではさらにその次のクラスの選手たちが試合をします。この3つのコート内には、チケットを持った人しか入ることができないのです。

先着順で、どのコートに入りたいかを選ぶのですが、当然センターコートとナンバーワンコートは人気で、ナンバーツーコートしかチケットを購入できませんでした。






チケットの購入資格として腕輪が渡され、転売ができないように工夫されています。見たい人は必ず自分で並ぶ必要があります。

写真では腕輪を外しています(たまたま私の腕輪はゆるくて外れました)。

前記の3つのコート以外にも、外に20コートほどあり、そこで試合が同時並行でたくさん行われています。ウィンブルドンのすごいところは、それらの試合を見放題というところです。好きな時にコートから離れて、違う試合を見に行くことができます。

外のコートは選手がかなり近いのが魅力です。写真は、練習する世界王者のジョコビッチ選手です。


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