■車の運転時の注意
タイのバンコクは料理が美味しい、物価が安い、観光が楽しいと暑いことの問題を除けば最高な場所ですがただ1つ問題があります。それは交通規制についてです。

タイは交通手段として1番目に必ず車を使います。次に地元で買い物をするためにバイク、3番目に自転車と続きます。
そのため酷い渋滞が発生しやすく、また交通事故も世界第2位となるほど多いです。筆者はタイで車を5年間無事故無違反で運転していましたので、車を運転する際に気をつけなければならないことを教えていきたいと思います。

1.運転時のパッシングサインは、道を譲る時に使ってはいけません。相手がこちら側通過すると誤解してしまうからです。パッシングサインはこちら側が通りますから気をつけて下さいと言う意味のサインのみです。

2.緊急時は急ブレーキをかける前にウィンカーを左右に1回ずつ付けるか、パーキングランプをつけるようにしましょう。特にタイでは突然の激しい雨などは安全の為につける人もいます。

3.タイの信号は時間帯によって対角車線も使えるようになりますので、こちら側が運転中に対角車線から車が来ることがあります。これは信号がついてなければ違反ではなく、対角線車通れるんです。
このような時間ごとに変わる信号は主に渋滞が発生する都心部に多く、車線を増やしてスムーズに車を通させるためです。

4.バイクの事故に注意しましょう。タイのバイク運転手はいい加減です。マナーも守らない方が多い上に免許を取得していない子供でも運転します。サイドミラーは車の他にバイクにも気をつけた方がいいですね。

5.タイのバンやバスは車線を強引に割り込んだりする時があります。これはバス停で止まらなければならないからです。事故が発生した際は大渋滞になり兼ねないし、責任問題もこちら側が悪くなるケースが多いので、特に赤いバス「ロット メイ」という地元で走るバスはバス停などなく一定の距離で止まりますので、気をつけるようにしましょう。


タイの交通事故時の賠償責任は、はっきりいえば酷いです。死亡させた時の賠償金は100万円もいけばいい方で、裕福な人はお金で全て済ませることもあります。
ですが車を使わないと不便なことも事実ですので、運転する際は十分に注意してください。1番交通手段で安全なものはBTSやMRTと呼ばれるモノレールがありますのでそちらを使えば、速い、安全、楽となります。



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