オアハカには昔から根付いているメキシコ先住民の文化や伝統が今も色濃く残り、各遺跡の博物館や歴史文化博物館などでは、いろんな発掘物を見ることができます。

そんな中でもRufino Tamayo美術館は少しカラーが異なります。Rufino Tamayoはオアハカを代表するメキシコの画家ですが、彼のこの美術館には、彼の絵画に影響を与えたオアハカの発掘物が展示されているんです!Rufino Tamayoの絵画が展示されている美術館は、同じ名前(Museo Rufino Tamayo)で首都のメキシコシティにありますが、オアハカの美術館には紀元前からの石像がいっぱい!そのどれも、Tamayo自身が自分の絵画に取り入れたアイディアのもととなっているので、発掘物自体も何だかアートに見えてきます!




おそらく普通に展示されていたら見逃しそうな小さな石像でも、この美術館のものは表情が面白かったり、フォルムが珍しかったりと、かなり楽しめます。日本にもいくつかTamayoの絵画がありますが、その絵を見たことがなくても、この美術館の発掘物を見た後なら、彼の絵画にその影を見ることができ、より一層絵画自体も楽しめます。




オアハカのRufino Tamayo美術館はソカロから近いのですが、美術館自体はかなり静かで中庭もきれいなので、ほっと一息つきたいときにもおすすめです。ぜひ芸術としての発掘物を楽しんでみてくださいね!


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