パルミジャーノチーズで有名なパルマの近郊には、竹を使用した巨大な迷路があります。
美術コレクターでありエディターでもあるフランコ・マリア・リッチという人が、10年をかけて設計建設したものです。
西洋では、迷路(ラビリント)には深い意味があります。
古くは、ギリシア神話のクレタ島の迷宮に始まり、各都市の大聖堂の床には心理を探求する葛藤のシンボルとして迷路が描かれています。
20万本の竹で構成された迷路、雨が降っていたこともありなんだか薄暗い感じでした。
行きつ戻りつ、1時間ほどで迷路から抜け出した頃に、ようやく青空が見えました。
無事に迷路から抜け出すことができた人は、中央部分に立つ建物の見晴らし台から迷路を眺めることができます。
が、上から迷路を見ても、生い茂った笹の葉で迷路がよくわからないのが残念。
美食の町パルマにある迷路だけに、施設内ではパルミジャーノチーズなど地元の食材を販売していました。
併設している美術館も、小規模ながら秀逸な作品が集まっています。
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