シンガポールでタバコというと「高い」「罰金」「持ち込みの制限」など愛煙家にとって厳しい言葉が並びます。

確かに、1箱1,000円以上しますし、電子タバコは持ち込み不可能、指定場所以外での喫煙は厳しい罰金が科されます。

しかし、全く吸えないかというとそうではなく、街中にはいたるところに喫煙場所があり、日本よりも吸うことができる場所は多いという感じです。
ただ、タバコに対する考え方は、日本人とは大きく異なり、シンガポールでは嗜好品、それも高級な嗜好品というイメージです。

つまり、シンガポールでタバコを吸うということは一種のステータスであり、それだけ経済面豊かでステータスのある人という考え方をされます。

ビジネスの面でタバコをすすめられるのは、それだけ相手に心を許しているわけであり、日本で言えば盃を交わすことに近いかもしれません。
たかがタバコですが、その裏にはさまざまな国の文化や事情が見え隠れします。


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