2016年1月21日より上映中の韓国映画「兄思い(오빠생각)」。公開3日目に、さっそく観てまいりました。




2016年最初にして最高の“感動作”になるとたびたび話題にのぼっていたので、泣く覚悟で行ってきたのですが・・・

結果。

2016年最初にしてもっとも泣いた1日となりました。

ストーリー・・・
戦争孤児となった幼い子どもたちを、コ・アソン演じるパク・ジュミが教会と一体となった施設で世話をしていました。事情があって「音楽の先生」としてその施設に送られてきたのが、イム・シワン演じる、ハン・サンヨルでした。
戦争により、なにもかもが失われてしまい、“音楽”なんて楽しめる状況じゃないと思われたものの、心にぽっかりと穴があいた子どもたちにとっては、合唱の練習こそが癒しとなり、慰問公演を行うことで、戦争孤児の存在を知らせ、大人たちの心を揺さぶることにもつながりました。
また、物語の中心となる、一組の兄妹の存在が大きなキーポイントにもなります。

劇中に登場する、韓国で古くから歌われてきた歌・童謡。これまで韓国の人々の身近にあった歌たちも、時代背景と子どもたちのピュアな歌声に乗せられると、涙が止まらなくなるのです。





“韓国版サウンド・オブ・ミュージック”とも呼ばれる「兄思い」。とても素晴らしい作品でした。

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