たまたま出かけた先の近くでLGBTのイベントが開催されていたので、立ち寄ってみました。
旧市街地のほど近く、サンジャン通りという道を歩行者天国にして開催されていたイベントでした。この通りは普段からLGBTの人たちに人気のバーがあったり、LGBTフレンドリーとして知られている場所でもあるのですが、通り沿いのお店やレストランやバー、カフェなどが露店を出したり、協賛企業の啓蒙ブースがあったりと賑やかなイベントでした。
参加しに来ている人たちも、週末の午後だったからか家族連れが多く、和やかな雰囲気でした。
ケベック州は、2004年から同性カップルの結婚が認められているため、フランス語圏から移り住むLGBTの人たちも多いそうで、日常的にLGBTのカップルにも多くお目にかかります。こちらでは子供の養子縁組も珍しいことではないので、同性同士のカップルプラス子供という家族構成も珍しくありません。
そんな文化で育っているので、子供達も、女性の格好をしている男性や同性同士のカップルを見てもなんら不自然とは思わないようで、「いろいろな嗜好の人たちがいて、人それぞれ」という捉え方をしているようです。
こんなおおらかなところも、ケベックのいいところです。
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