クリスマスと冬のおかし【中国】

昔はクリスマスの習慣がなかったものの、最近はクリスマスを祝う家庭が増えてきた中国。街の中はクリスマスのイルミネーションが増えてきて、仕事帰りにショッピングやご飯を楽しむ人が増えてきました。街の至る所がキラキラ輝いて、まるで別の国にいるかのような雰囲気に浸れるのがこの冬の時期です。このイルミネーションは中国のお正月である春節近くまで続きます。




同時に昔ながらの中国を思い出させるおかしも出現します。それが「サンザシの飴がらめ」です。このお菓子は串にサンザシが突き刺さっていて、甘い飴でコーティングされている昔からの冬の伝統菓子と言っても良いものです。サンザシの他には「イチゴの飴がらめ」などもあり、ちょっと値段は高くなりますが、こちらも美味しいと人気のおかしです。

現代のイルミネーションの風景の中で、昔からのサンザシの飴がらめを食べ歩きしている人を見ると、時代の移り変わりがあっても中国人の昔からの伝統は受け継がれているのだと実感します。