3月の上旬、ケベックはまだまだ冬の真っ只中にあり、春の気配すら感じられない時期ですが、それでも冬本番は流石に通り過ぎたかなというちょっと気温が暖かめの日に、久しぶりにセントローレンス川を渡るフェリーに乗船してみました。
毎年真冬の2月上旬に行われる冬のお祭り、カーナバル・ド・ケベックで開催される氷上カヌーレースというのがあります。凍った川の上で行われるカヌーのレースで、凍っていないところはカヌーを漕いで進み、凍った部分や流氷に遭遇するとカヌーを担いで足で進むという過酷なレースなんです。
フェリーに乗り、寒いながらも凍った川や流氷を見てみようと甲板に出てみたら、このカヌーレースの練習をしている人たちに遭遇しました。ちょうど学校の春休み期間だったこともあり、フェリーには学校が休みの子供達を連れたお母さんたちがちらほらいました。
子供達が手を振るとカヌーのトレーニング中の人たちも手を振り返してくれ、あっという間に遠ざかっていってしまいました。
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