メキシコは車社会です。
地方間の鉄道路線や高速鉄道がないメキシコでは、自家用車のない人にとって高速バスが都市間を結ぶ重要な交通手段になります。

少し前までは、安全性・快適性から一等バスを利用することが推奨されてきましたが、最近は事情が特に変わってきました。

特に新興のバス会社では、新車を使っていることが多く、二等バスであっても快適に移動することができます。
他の会社でも、バスが順次変えられており、これまでの二等は古くて危険というイメージからかなり変わりつつあります。

このような変化の背景には、メキシコシティ市内の大気汚染対策のため、古いタイプのバスが入れなくなりつつある制約があります。

そのため、今後も新しいバスへの変化は続いていくと思われます。
先日、ある駐在員がメキシコシティからプエブラにバスで移動したときに、一等バスの方がぼろくて、二等バスの方が新しく快適であったという事例もあります。


Copyright(C) wowneta.jp