北欧のベネチアとも呼ばれるストックホルムは、町の間を縫うように運河が流れています。とうとうと水が流れる運河に渡る橋を歩いていると、切るように冷たい風にさらされます。
ストックホルムはまた、電車や地下鉄が縦横無尽に走っているため車で移動する必要がありません。
地元のスウェーデン人に勧められて訪れたのは、地下鉄スルッセン駅にほど近いホルンスガタンという名の通りです。
従来はここに、北欧の職人芸を誇るお店が並んでいたそうです。
現在は、メイド・イン・スウェーデンのほかにもアフリカの雑貨屋オランダ製のチーズ専門店、陶器のお店などが並んでいます。ウィンドーを眺めているだけでも楽しいのですが、ごく気楽に店内に入ることができます。お買い物の予定がなくても、時間つぶしにはもってこい。
また、スルッセンの駅の真横には上空からストックホルムを眺めることができる展望台があります。上まで登る階段と展望台に吹き付ける寒風さえ厭わなければ、水と共存する美しいストックホルムを一望できます。
とくに、日暮れ時の美しさは一興です。
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