スペインの特徴的な文化のひとつが、食事の時間でしょう。

朝食は7時や8時、各人の仕事や学校の都合に合わせていただきます。これはどこの国でもそれほど違いはないと思います。最も特徴的なのは昼食の時間。通常14時30分頃から食べ始めます。そのため、レストランもランチのオープンが13時というところも少なくありません。

朝食から昼食まで時間が長いため、その間におやつを食べることが多いです。スペインでは昼食が一日のメインの食事。そのため、家庭でもまずは前菜としてサラダやスープをいただき、次にメイン料理、最後はフルーツなどのデザートと、レストランのコース料理のようなスタイルです。




そして18時ごろにメリエンダ(おやつ)の時間があります。スペイン人はこのメリエンダが大好き。チョコレートやクッキー、ケーキ、アイスクリームなど甘いお菓子を食べます。

夕食は22時から23時頃。レストランでもディナータイムは20時から開店というところが多いです。昼食がメインのため、通常夕食はタパス(小皿料理)など軽いものを食べるのですが、友人と一緒に夕食を食べに出かけるときなどは、タパスもたくさんの量を注文しますので、けっして軽くないことが多いです。

このように、スペインでは5回食事をするといわれることがありますが、3回の食事に加えてメリエンダもあるため5回とカウントされるのでしょう。

観光で訪れた際には食事の時間に注意しましょう。お目当てのレストランがある場合にはオープン時間を確認することをお勧めします。


Copyright(C) wowneta.jp