春節が近づいてきた中国の物価は、平年よりも落ち着いた状態にあります。春節前の大量買いはまだまだあるものの、材料の不足もありませんし、春節の間も午前中だけ開店するお店が沢山あるとのことで、多くの人が安心して買い物をしています。
春節時期に田舎に帰らない人の個人のお店も開店するので、新鮮な野菜やお肉は何時でも手に入る状態ですし、田舎の方は春節の間でも野菜市場を開いているところもります。
少しだけですが、大量買いの傾向がなくなってきた中国ですが、数年前までの大量買いの光景を見ることが出来なくなっているのは、少しさみしい気もします。数年前までは、主婦たちが目の色を変えて、野菜を両手に大量に持ち、それでも足りないと子供たちにも持たせている様子は当たり前でしたが、今では携帯の電子マネーでお金も支払えますし、荷物が多ければ宅配サービスを利用して自宅まで運んでもらう主婦も増えてきました。
何となく古き中国がなくなってきた、現代の中国です。
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