スペインの大きめのスーパーには、身体の不自由な人や高齢者にやさしいサービスがあります。

ひとつは、買い物かごが付いた電動車いす。スーパーの入り口に、何代かの電動車いすが並べられており、足の悪い人でも買い物しやすいようになっています。この車いすは手元でスピードの調整などの操作ができるようになっています。この車いすを使用しても、手の届かない場所に陳列してある商品は、誰かに頼んで取ってもらう必要がありますが、それでも足の不自由な人にとっては非常に有用です。




そしてもうひとつは、レジにあります。車いすを利用している人など、買いたい商品をレジに乗せるのが困難な場合に、商品用のエレベーターがついているのです。そのエレベーターに商品が入ったカゴを乗せると、あとはレジ担当者が商品をスキャンしてくれるという仕組みです。

すべてのスーパーにこのようなサービスがあるわけではありませんが、バリアフリーを目指したとても良いサービスだと思います。


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