スペインで最も人気のスポーツといえばもちろんサッカー。しかし、近年、パデルというスポーツが爆発的な人気です。パデルはもともと、南米で開発され、それがスペインに伝わって人気になったことからヨーロッパ内にも広がりました。

パデルはテニスとスカッシュを合わせたようなラケット競技です。ラケットはテニスよりもやや小さく、素材も異なります。ボールはテニスボールと似ていますが、空気圧が少ないためそれほど弾みません。

パデルのコートは10メートル×20メートルの長方形で、テニスのコートの半分ほどの広さです。約3メートル高さの強化ガラスと金網に囲まれており、コートの中央にはテニスネットが張られています。必ず2人vs.2人のダブルスで行ない、1試合3セットで、2セット先取したチームが勝ちとなります。得点の数え方はテニスと同様で、1セット取得するためには6ゲーム先取する必要があります。1バウンドあるいはノーバウンドで返球が可能で、強化ガラスや金網にリバウンドしたボールも返球が可能です。

筆者は実際にやったことはありませんが、プレイしたことのある人の話によると、テニスよりもコートが小さくダブルスでプレイするため、疲れが少なく、初心者でもプレイしやすいと言っていました。

日本でもパデルを行なえる場所があるようなので、機会があれば一度試してみてはいかがでしょうか。


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