日本の保育園でも季節に合わせてさまざまな行事が行われますが、スペインの保育園でもお楽しみがたくさんあります。
例えば、パジャマで登園する日、仮装して登園する日、緑色の服を着て登園する日など、着て行く洋服にテーマがあることがよくあります。2月28日は、筆者が在住するアンダルシア州の日。この日は祝日で保育園はお休みですが、その前日には、アンダルシア州の旗の色である緑色を着て園児が登園しました。
園児のお誕生日には、その園児から同じクラスの子供たちにお菓子の詰め合わせなどの小さなプレゼントを用意して保育園に持って行きます。スーパーでもこういう場合にお友達に配る用のプレゼントボックスが売られています。筆者は、息子の誕生日の時には小さなチョコレート菓子や風船を袋に詰めて保育園に持って行きました。保育園では、お誕生日の子供に紙の王冠やメダルをくれます。
保育園に着ぐるみのキャラクターが現れることもあり、子供たちは大喜びです。そのキャラクターと歌を歌ったり踊ったり、お話を聞いたりします。
日本では、お遊戯会や運動会といった子供たちがみんなで一緒に練習して準備をする行事が年間を通して何回かありますが、スペインの保育園ではそういったイベントはありません。でもその代り、遊び心がたくさんのイベントがあるのです。
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