マクタン島の南西にあるカルボンマーケットは地元の人々が集まる、活気のある市場です。
道路にはトラックやジプニーが行き交い、その脇で沢山の庇やパラソルが立ち並ぶ姿はここで生活する人々の日常をとても近くで感じることができます。
扱っている商品は野菜・果物を中心にパンやお菓子、生きた鶏など様々です。
価格はどれもローカルなものばかりですが、正直なところ、観光客に必要なものは少ないかも知れません。
ただ、敢えてこういった場所に立ち寄って欲しいのはリアルなフィリピンの実情と未来を垣間見ることができるからです。
例えば、市場では小さな子供を沢山見かけることになると思います。
フィリピンは20歳未満の子供が人口の約20%を締める潜在的に経済発展の素養を秘めた国です。
しかしながら、多くの子供たちは決して満ち足りた生活をしている訳ではありません。
子供たちは上半身裸だったり、裸足でアスファルトの上を歩いていたりします。
でも多くの子供達が総じて明るく、くったくのない笑顔を見せてくれます。
何を感じるかは人それぞれですが、綺麗なビーチリゾートが多いセブ・マクタン島も側面を見ると少し違った顔を併せ持ちます。
もし時間があればそういった側面も含め楽しんでみてはいかがでしょうか?
きっとフィリピンをより魅力的に感じることができると思います。
ただし、危険エリアではないものの気を抜かない様にしましょう。
多くの人が集まるところには悪いことを考える輩もいますので、手荷物には細心の注意を払ってください。
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