旅行でアメリカやハワイに行ったら便利なのがレンタカー。
アメリカでは車が右側走行というのは有名ですが、他にも日本とは違う交通ルールが結構あるんです。アメリカでドライブする前に、知っておくと便利な6つの交通ルールをご紹介します。

1.信号が赤でも右折OK
目の前の信号が赤でも、危険がないことを確認したら右折してよいのが基本ルールです。アメリカに来て最初の頃は、つい信号が青になるまで待ってしまい、よく後ろの車にクラクションを鳴らされました。

クラクションぐらいで済めばいいのですが、中には車を降りて文句を言いに来たり、露骨に煽られたりすることもあります。右折OKのルールを知らないと、なんで煽られているのかも分からないので、ぜひ知っておいてほしい交通ルールNo.1です。

2.スクールバスは絶対優先
アメリカでは子供を守る意識がとても高いです。スクールバスがSTOPサインを出して停まっている時は、子供がバスから乗り降りしていますので、対向車も、後続車もその場で停車しなければなりません。違反すると10万円以上の罰金を取られてしまいます。特に朝の登校時、夕方の下校時は町中にスクールバスがいますので、気をつけて運転して下さいね。

3.警察官には抵抗しない
スピード違反や信号無視など、運悪く警察官に止められてしまったら、絶対に無視せず従いましょう。スピードを落として、停車し、両手を頭の後ろに上げます。勝手に車から降りたり、ダッシュボードの中の免許証や保険証を出したりしようとすると、抵抗の意志ありと見なされて、最悪撃たれてしまっても文句は言えないそうです。恐ろしいので、警察官には素直に従いましょう。

4.踏切前は停車でなく徐行
日本では踏切前で一旦停止し、左右の安全を確認してから進むルールですが、アメリカでは徐行するのがルール。踏切前で停車すると、後続の車に追突される危険があるので、気をつけましょう。

5.信号がない交差点は、STOPサインに停まった順にGO
住宅街などで多いのが、一時停止を示すSTOPサイン。交差点にSTOPサインがあった場合、停車した後の発車順は、先に停車した車から、となっています。
このルールを知らないと、いつまでも他の車に譲り続けて、自分の車は進めなくなってしまうので、ぜひ覚えておきたいルールです。

6.緊急車両が来たら路肩に停止
パトカーや救急車、消防車がサイレンを鳴らしながら走って来たら、徐行ではなく路肩に寄せ、完全に停止するのがアメリカのルールです。ドキドキしてしまいますが、周りの車の様子を見て同じようにすれば大丈夫。

ちなみに、霊柩車が通る場合も、敬意を表して車を路肩に停止させます。



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