みなさんはチップという文化をご存知ですか?
チップとは、本来支払うべき規定の料金とは別にお礼として相手に渡すお金のことを指します。
日本ではチップと渡す文化があまりないため、説明を聞いてもピンと来ない人は多いかもしれません。
現在は、欧米やヨーロッパなどでチップ文化を見かけます。
実はフィリピンにもチップ文化があり、旅行にきた日本人がチップのことを知らずに困る場面もあるのでご紹介しましょう。
フィリピンでは、レストランやホテル、空港やタクシーなどでチップを渡す文化があります。
レストランなどの場合、テーブルで会計を済ませる際に支払い後に戻ってきたおつりを敢えて受け取らずにテーブルに置いたままにしたり、食事料金の2割程度をテーブルに置いて去るといったチップの渡し方があります。
また、空港やタクシーなどの利用でスタッフが荷物を持ってくれたり困っていたところを助けてくれたりした際に気持ちとして100~200ペソ(210~420円)渡すというものもあります。
最近では、大統領の方針で空港ではスタッフのチップ受取りを控えていたり、レストランやホテルでは食事料金の中にもとからサービスチャージとして組み込まれていたりします。
そのためか、近年はチップ目的に観光客に近づいてくるスタッフは減りましたがまだ文化としては残っています。
フィリピンへ旅行へ来られた際、もしも旅行中に気持ちの良い対応を受けてチップを渡したいと思えば100ペソ(210円)程度気持ちとしてチップを渡してみるのも新しい経験として良いかもしれませんね。
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