スペインの子どもたち、特に低年齢の子どもたちに人気なのが「ポコヨ(POCOYO)」。これはスペインとイギリスの会社が共同で制作した子ども番組で、ポコヨという男の子が、あひるのパトやぞうのエリーといった友達と繰り広げるお話です。
基本的にシンプルなバックグラウンドに、カラフルなキャラクターが登場して話が展開していきます。話もシンプルで、キャラクターはほとんどしゃべらず、ナレーターが「ポコヨはボールを探しているの?」、「みんな、ポコヨのボールを探すのを手伝ってくれるかな?」、「ポコヨのボールは何色だったかな?」というように、ポコヨにも話しかけ、視聴している子どもたちにも話しかけます。ナレーターが視聴者に話しかけたり質問したりすると、子どもたちの声で「オーケー!」や「オレンジ!」などと返事が返ってきます。
ポコヨが走ったり首を傾げたりする動きが、まさに1~2歳の子どもの動きにそっくりでとてもかわいらしいキャラクターです。
ポコヨグッズもたくさん販売されています。本やおもちゃはもちろんのこと、洋服、靴、バッグなど。2005年に誕生してから今でも愛されるキャラクターです。
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