毎年トロントでは、9月初めに10 日間ほどかけて「トロント国際映画祭」というものが開催されます。
「Toronto International Film Festival」を略して「TIFF」とも呼ばれているこの映画祭は、日本も含め毎年世界中から300近い作品が出品されます。コンペティションではない為、観客からの投票によって最高賞である「観客賞」が選ばれますが、オスカー賞の前哨戦ともされ、観客からも出品者からも注目されている映画祭です。
毎年日本からも多数出品されていて、昨年2015年には河瀬直美監督の『あん』や細井守監督の『バケモノの子』などが出品されていました。
この映画祭の魅力は、レッドカーペットで各国のセレブを見られるのは勿論ですが、ボランティアとして映画祭に参加できる所です。
毎年春頃に公式HPからボランティアが募集され、数千万人もの人々がボランティアとしてこの映画祭に参加します。
私も昨年はスケジュールが合わず出来なかったのですが、2014年にボランティアとして参加しました！
Webで応募した後にインタビュー(面接)とオリエンテーションがあり、希望の日程や場所でボランティアを行うことができます。ボランティアを行うと無料の映画チケットをもらうことができ、映画祭期間中の出品作品を見ることができました。
観客としてでなくボランティアとして関わるのも、映画好きにはたまらないオススメの楽しみ方です。
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