マスクが欠かせない!?　中国の空気汚染と人々の関心【中国】

日本でも話題になっているPM2.5。空気汚染がひどい日には、空気清浄機をつけたり、マスクをしたりと対策をしている方も多いはず。

ここ中国でも、空気汚染は関心の的となっています。特に、春節という中国のお正月の際に、空気汚染のことを考えてお祝いの花火を各地で上げることを控えているにもかかわらず、まだまだ空気汚染はひどく、改善のめどがついていません。

成都は盆地のため、周りの山の高さ以上に空気が抜けないようになっています。それで、他の地域からの空気汚染がやってこない分、成都の空気汚染が外に出て行かないといった、悪循環になっているのが現状です。

特に空気汚染がひどい日には、10メートル先が真っ白といったこともしばしば。マスクは毎日の生活に欠かせません。

成都で生まれ育った人にとっては、当たり前の空気汚染なので、なかなかマスクをする習慣がなく、個人的にはちょっと心配。大都会の北京や上海に比べれば、まだまだマシな空気汚染ですが、かといって安心できないのが現状です。