日本人には、全くなじみのないバターミルク。
スーパーの棚でなんとなく見かけたことがある、という人がほとんどだと思います。
でも、実はこのバターミルク、とても便利なものなのです。
バターミルクという言葉から、アメリカ人日本人を問わず多くの人が誤解しているのが、『振ったらバターができるんでしょ?』という事。
残念ながら、答えは全くの正反対で、簡単に言えば、牛乳からバターを作った残りもの。
なので、名前のイメージとは裏腹に脂肪分やカロリーは、牛乳よりも断然低いのです。
牛乳グラス1杯が約150カロリーだとすると、同じ量のバターミルクは100カロリー。
脂肪や飽和脂肪酸などの脂質量は約3分の1ながら、栄養成分はほぼ牛乳と同じという優等生ぶりです。
ただ、酸味が加わっているため、そのまま飲むのにはちょっと適していません。
時々、バターミルクに胡椒をかけて飲むのが大好き、という猛者はいますが、本当に稀。
その癖の強い酸味も、火を通せば跡形もなくなります。
その上、パンケーキやビスケット、パウンドケーキなどの粉ものに使うと、しっとりふわふわの出来上がり。
お肉やお魚の下ごしらえ兼臭い消しにも使えます。
夕食に、バターミルクにつけて下ごしらえをしたチキンを揚げて、バターミルクビスケット、そして、バターミルクドレッシングであえたキャベツを添えた、本格的なアメリカ南部風フライドチキン&コールスローディナーなんていかがでしょうか。
ぜひ、チャレンジみて下さい。
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