時間が1時間タイムワープ？サマータイムの始まり方【カナダ】

3月13日よりカナダではサマータイムが始まりました。
これは、日照時間の長い夏の日中を有効活用し、エネルギー消費を効率良くするために行われている夏時間の制度のことで、英語では「Day light saving time」とも呼ばれています。
カナダでは一部の地域を除くほぼ全域でサマータイムが導入されており、今年2016年は3月13日〜11月6日まで実施しています。

このサマータイム、少し厄介なのが始まる時と終わる時です。
カナダでは13日の午前2時を境にして始まるので、2時になると時間を1時間早める為に、2時を飛び越して急に3時になります。
つまりこれまでの時間より1時間早起きしないといけないのです。
逆にサマータイムが終わる時は午前2時になると午前1時に1時間戻ります。
つまり午前1時から午前2時の1時間を2回行うことで1時間遅くして時間を調節するのです。
このサマータイムによって日本とトロントの時差も14時間から13時間に変わります。
ニュースの時報やスマホなどの時計は自動で時間が切り替わるので問題ないのですが、腕時計や目覚まし時計などは手動で1時間早めたり遅くしたりしないといけません。
うっかりしていると仕事や学校に遅刻したり早く着きすぎたりすることになるので気をつけてくださいね！

画像：Toronto Star HPより
（https://beta.thestar.com/news/gta/2016/03/11/dont-forget-to-turn-your-clocks-ahead-sunday-morning.html）