アンダルシア地方にあるコルドバは、メスキータと呼ばれるキリスト教とイスラム教が共存した大聖堂や、5月のパティオ祭りで有名な街であり、年間を通して人気の観光地です。そのコルドバを訪れた際にぜひ食べていただきたいのが「フラメンキン(flamenquín)」です。
フラメンキンとはお肉料理です。ハモン・セラーノと呼ばれるスペインの生ハムを豚のヒレ肉で巻いて衣をつけて揚げてあります。レストランで注文すると、フライドポテトとマヨネーズが添えられて提供されるのが定番です。時々、ハモン・セラーノと一緒にチーズも巻かれて入っていることもあります。
細長い形状のフラメンキンの断面は、豚ヒレ肉とハモン・セラーノの渦巻き状になっていてなんだかかわいらしいです。お肉でお肉を巻いて油で揚げてあるので、かなり重たい料理かと思いきや、豚肉もハモン・セラーノも脂身が少ないお肉なのでそれほど油っこいわけではありません。
コルドバのレストランでは必ずと言っていいほどメニューに載っているフラメンキン。観光の合間にレストランでひと休みする際には、ぜひ一度お試しください。
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